もっと空腹を楽しむ 南雲吉則さんの「『空腹』が人を健康にする」に触れて、 ますます空腹を楽しむことの大切さを再確認。 食べたい欲求を抑えることなく小食の習慣をつくる決め手が空腹を楽しむこと。 一日二食が不健康なんてこと、ゼッタイにありません。
▲▽ 「一日三食が理想」はまちがいだ 「『空腹』が人を健康にする」 っていう本が あるんですね。 南雲吉則っていうお医者さんが書いてます。 わたしがまえに書いた「空腹を楽しむ」を読んだ人が、 本をプレゼントしてくれたんですが、 この本、 「『一日一食』で20歳若返る」 っていうサブタイトルどおり、 本気で一日一食を勧めている。 小食が健康にいいのはいまさら言うまでもないですが、 それにしても思いきりましたね。 一日に一食しか摂らないとわ゛w(゚o゚)w わたしはいまのところ一日二食で、 一日一食に踏み切る勇気も必要性もありませんが、 ま、 ちょっと疲れがたまってきたなと感じたら、 週末1日だけのプチ断食をやってます。 でも40代の半ばまでは朝、昼、晩、 中味はともかく回数だけは一日三食をきっちり守っていた。 そうじゃなきゃ不健康だと思いこんでたので。 常識だ常識だと思いこんでたものが、 実はちがうっていうのは恐ろしい。 食べる物に関しては特にそんな常識ちがいが多い。 いずれにしても 小食 を 習慣にしましょう。 むかしから、 腹八分目に医者いらず といわれるとおり、 たっぷり食べるより少ないほうがいいのはまちがいない。 ▲▽ からだの声に耳を傾ける 「『空腹』が人を健康にする」 は、 さすがお医者さんが書いた本だけあって、 すごい説得力。 「サーチュイン遺伝子」なんてもんは初耳、 ぜんぜん知らなかったし。 おなかがすいている状態のときに、 からだが健康になっていってるっていうのは知ってましたが、 また別な角度から理論的にも納得させてもらえる。 一日二食が少なすぎるなんてことはないんだ と 納得できる。 イメージというのはありがたいもので、 >やっぱりそうか、 >こうしているあいだに、 >オレのからだはよくなってるんだ。 と 思いこませてもらえると、 ますます空腹が楽しくなるし、 心がそんなふうに快く感じると、 からだのほうでも、 現実にいろんなところの修復修繕が促進される。 >それって自分をダマしているだけじゃ? って声が聞こえてきそうだが、 ま、 そのとおり。 いいじゃないですか、 それで。 お医者さんにだって、 この人のように一日一食がいいという人もいれば、 一日二食がいいという人もいるし、 やっぱり三食きっちり摂らないと‥‥って人もいる。 なにがベターでなにがベストかなんて、 個人差あるし、 どうせ誰にもわかりっこないってこと。 自己暗示なんてもんは、 はじめは自分をダマすとこから。 ウソがだんだんほんとうになっていけばいい。 大切なのは、 この本にも出てきますけど、 自分のからだの声に耳を傾けるってことなんだから。 ▲▽ 食べたいときは食べるサ! おなかがすいたとき、 すいたらすいたまま、 すくにまかせて空腹感とし~んと向きあっていると、 なんかこう、 自分のからだと会話しているような気になってきませんか? いつもだったら、 ガサガサガサーッと掻きこむように脂っこいものを食べてたのを、 きょうはしばらく ハラ減ったままに放置しとく。 >ひょっとして、 >不快だって感じてるのは気のせいじゃないの? と 疑ってみる。 だまされたと思って、 野生に戻ったつもりで、 キャベツやニンジンを丸かぶりしてみるとか? (野生ごっことはいえ洗ってくださいw!) わたしは医者じゃないので、 うまく理屈で説明することはできないが、 たしかにね、 からだが喜んでくれているときはわかる。 そういうことあるでしょ? おなかがグーッて鳴ったり、 きゅるるるって音がするのは、 からだが歓声を上げてるのかもしれないじゃない? 喜んでいるのかもって思わない? あなたもね、 どんなふうなものを、 どのくらい、 どんなタイミングで口に入れたらいいか、 きっとわかるようになります。 俗に胃が小さくなるといいますが、 ほんとうに、 しばらくたつと、 ちょっとまえまであれほど食べたかった肉類やチーズみたいなもんを、 逆に受けつけなくなってくる。 「休肝日」をつくるのがもったいないくらい、 まえはグビグビチビチビやってた晩酌が、 別にどうでもよくなってくる。 これは不思議。 からだがそのように順応してくるとしか形容できないですけども、 ほんとうに食べたいとも飲みたいとも感じなくなる。 ぜんぜん無理してない。 わたしは「我慢しない」と決めてるので、 場の雰囲気や体調によってはバカみたいにドカ食いすることも多い。 >あー!こりゃうまい! と ツボにハマると止まらない。 止めるつもりもない。 いまのところわたしは、 そういうことも自分に許しているわけだ。 そのへんの基準は人それぞれ、 空腹も楽しむし、 食べすぎて胃もたれする感じもそれなりに楽しむってこと。 ▲▽ 空腹ライブ中継(笑) さて、 わたしはいま、 おなかがすいてます。 空腹の話をするなら空腹のときのほうが、 リアルに書けそうだと思って、 きょうは晩ごはんを抜いた。 あ~あ、 ハラ減った(。・・。) かなり減った。 だから‥‥ ええ感じです☆(*^o^)乂(^-^*)☆ 笑笑笑! 心の調子が悪いときは、 ビールや肴の映像がパッパパッパと頭に浮かぶ。 グダーッと寝ころんで果てたくなる。 ムシャクシャしてるときは、 もっとムシャクシャしたい虫が暴れる。 いまは‥‥別に、 お酒が飲みたい感じにはならん。 いたって酒は好きだが、 そういうシグナルはきょうは出てない。 わたしは書き物が大好きなので、 これ書いているあいだは空腹を楽しむことさえ忘れてしまいそうになるくらいで、 お酒のことなんて思いつきもしない。 だからわたしにとっては、 この執筆タイムが欲を超えるものじゃないかと思う。 (仕事もかなり好きですが) >さっそくやってみました! とか >疑問が解けました! >これで合ってますか! とか、 あなたのそんなリアクションを想像しながら、 どう書いたらもっとちゃんと伝わるか知恵を絞っているうちに、 めでたく寝食を忘れることに成功するw笑 ゆるっとお茶を飲みながら空腹と向きあえる。 胃腸がカラっぽの状態で、 いいお茶やお水を摂ると、 それがスイーッとおなかの下のほうまで染みこんでいくようで、 ほっこりいい気分になれるでしょ。 もうひとりの自分が のんびりくつろいでいるのがわかる。 心が整っているときほどはっきり見えるんですよねー、 ほんとうの自分の姿がね。 どうやら今夜は 心の調子がいいようです。