中小企業を選ぶという生き方
学生の就職活動も終盤の季節、大企業から内定をもらって喜んでいる学生が目につく。 大企業が中小企業にくらべて楽なわけはないんだが、やはり「保証」が大きいから安心なのか。 中小企業を選んだら、人生、いったい何がちがってくるというのか。 池井戸潤「空飛ぶタイヤ」にはそのヒントが満載だ。
学生の就職活動も終盤の季節、大企業から内定をもらって喜んでいる学生が目につく。 大企業が中小企業にくらべて楽なわけはないんだが、やはり「保証」が大きいから安心なのか。 中小企業を選んだら、人生、いったい何がちがってくるというのか。 池井戸潤「空飛ぶタイヤ」にはそのヒントが満載だ。
中小企業経営の難しさは、やってみた者でないとわからない。
取引先や古参社員の離反、売上の減少、コストの増大
──いろいろなことがあった。
そのたびに赤松はまさに血の滲むような努力をしてここまでやってきたのだ。
社長になってまっさきに学んだことは、
「社長なんてもんはなるもんじゃねえな」ということだ。
こいつは地獄だ。
どれだけ頑張っても、出来上がった決算書をみるといつもトントン。
赤字にならなきゃ“御の字”の世界である。
しかし、
「こりゃあ運送業で食っていくのは並大抵じゃないぞ」
と思った瞬間、はっとなった。
親父からそんな愚痴を聞いたことがないと思い出したからだ。池井戸潤「空飛ぶタイヤ」から
社長やってて良かったよ。
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