スペースクリアリング
断捨離でおなじみでしょうが、持ち物の整理は「心の浄化」と密接に関連しています。 メンタルな意味でエネルギーのブロックをはずしていく作業は、心のスペースクリアリングに他なりません。 これが我執を落とすチャレンジへの第一歩。 楽な生き方への決定打です。
断捨離でおなじみでしょうが、持ち物の整理は「心の浄化」と密接に関連しています。 メンタルな意味でエネルギーのブロックをはずしていく作業は、心のスペースクリアリングに他なりません。 これが我執を落とすチャレンジへの第一歩。 楽な生き方への決定打です。
「いざという時のために」ものを溜めこむのは、
自分の未来に信頼をおいていないことです。
あなたの未来はあなたの想念で作るもの。
ですから捨てたら必要になるのではないかと心配をすれば、
それがどんな些細なものであれ、
全くその通りの状況に陥るのです。
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いらないものを後生大事に持っているのは、
必要なときに必要なものを与えてくれないのだろうと、
天に向かって不信のメッセージを送るようなもの。
だからいつも将来の心配をして、
精神的に不安なわけです。
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ものに執着するもうひとつの理由は、
あなた自身の存在価値がそれと関わっていると感じているからです。
十年前に見に行ったコンサートのチケットの端切れを見て、
「そうだ。
見に行ったんだ」と反芻をする。
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これらのものに囲まれていることによって、
自分の存在価値をより確かなものに感じているのでしょう。
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それを捨てると自分の一部を捨てるような気持ちに(なるのです)。
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人々が「ガラクタ」に執着するのは、
手放すことが怖いから、
整理した時に湧き上がる感情を恐れているから、
捨てたことを後悔するのが怖いから、
不用意で無防備になるのが怖いからです。
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(センチメンタルな思い出の品は) 眺めることなどめったにありませんが、
ただ保管してあると思うだけで満足なのです。
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「ガラクタ」のクリアリングとは、
ものを可能な限り処分して、
将来必要な時に必要なものが手に入るという運命を信頼することなのです。
あなたが「万が一の場合」に取っておくものは、
あなたの恐怖心に他なりません。
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あなたが必要なものは与えられると心から信じれば、
それは現実になるでしょう。カレン・キングストン「ガラクタ捨てれば自分が見える」より