自他一体 ── 他人はいない
自分のしたいことが相手を喜ばせることになって仕事になる。しあわせなことです。 相手の喜びと自分の喜びが重なって自他一体。それは最高にしあわせ。もっと重なればもっとしあわせ。 ぴったり重なればもう完ぺき。愛と創造100%の理想的な自由です。自他一体を感じましょう。
photo credit: てりまかし via photoAC
自分のしたいことが相手を喜ばせることになって仕事になる。しあわせなことです。 相手の喜びと自分の喜びが重なって自他一体。それは最高にしあわせ。もっと重なればもっとしあわせ。 ぴったり重なればもう完ぺき。愛と創造100%の理想的な自由です。自他一体を感じましょう。
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天地にあるものはただ一つ。どうだい?ただ一つなんだ。自分だけただ一人あるっていうんだ。
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気がついてごらん。自分を空の方面から見てごらん。天地ことごとく自己ならぬがなしとなる。それが物我一如。一列一体の心境。だから私は、あなた方を見ても、みんな自分だと思ってるんだ。
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かく言う私なんかがそうだったの、最初。自分と他とを区別して、やたらと自分、むこうということを思ってたから骨が折れたんだねぇ。さっきそう言ったじゃないか。いっさいの衆生はみな我れと同じ。そうなると楽だよ。自分と他人というものは離れたものじゃないということがわかってくるもん。
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自分ひとりで、やれ、うれしいの、悲しいの、やれ、楽しいの、偉いの、俺は悟ってるの、悟らないの、いや、安心してるの、安泰だの、いや、駄目だの、何だのかんだの、滑った、転んだの、これは自分ひとり、他と区別しちまってるからです。
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なんでもかんでも自分ひとりというふうにしちまえばいいじゃないか。あれも俺ひとり、これも俺だと、こう思ってる。万人のためだとか、他人のためだとかというのは方便なんだから、することも言うこともすべてみんな他人のためになっちゃってりゃいいんだもん。だけど、最初は他人のためということから入っていかなきゃ駄目だ、やっぱりね。中村天風師「盛大な人生」から
<他人がいない>とは、現実だと思っているすべてが、あなたの内側が反映した立体鏡に過ぎないのだ、ということです。
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この現実の中には、実は自分ひとりしか存在していなくて、自分に見えるもの、聞こえるものはすべて自分の内なる世界が反映しているのだ、と決めてみてください。
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あなたには、払っても払っても振りほどけない<恐れ>があります。他人が外側にあると想っている限り、あなたは<恐れ>から自由になることはないでしょう津留晃一「多くの人が、この本で変わった。」から
「他人はいない」とは、現実と思っているもの全ては、あなたの内側を反映した立体鏡にすぎないということです。そこで頭は考え始めます。「でも間違いなく現実はあるのだから、この現実の中のどこかに私を映しだす鏡の部分があるのだろう。その部分を探してみよう」と。でもこれは表面意識の考える思考の流れです。エゴは常にそう考えるのです。そこであなたのエゴはこの現実の中から鏡の部分を探し始めます。きっとあると信じて探し始めた人は、自分のまわりから、ある鏡の部分を発見し始めるようになります。
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人を責めなくなり、許せるようになったあなたは「そうかこれが幻という事か、自分の心が自分を責めていたとわかっただけでこんなに楽になるなんて」と喜びます。「わかった」という思いはとても大きな喜びです。あなたの内側からわき起こる喜びの波動は、この地球のバイブレーションを引き上げるでしょう。きっとあなたのまわりを悦びの渦に巻き込む事でしょう。そんな至福感に水を差すような事になっては困るのですが、これもこの次元でのゲームであるということにどうか気づいていてください。
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この喜びを現実と勘違いして、その喜びの渦に巻き込まれたままでいると、あなたの成長はそこで止まります。「自分はもうわかった」という考えが、あなたの落とし穴です。
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今気付いたあなたの悟りは、この現実のほんの一部分しか反映していません。しかしエゴは一部分を発見しただけで、自分はわかったと言います。そしてこの世が幻である事を理解したと思い込みます。ところがあなたのハイヤーセルフはそうは思っていません。幻とは部分のことではありません。本当にあなたの信じている現実はありません。
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もう一度言います。幻とは、全てが幻という事です。現実はありません。錯覚です。目を覚ませばそのことがわかります。「今、自分は幻夢の中にあり、幻想を現実と勘違いしているのだ」と決めてください。「この現実の中には、自分一人しか存在していなくて、自分に見えるもの、聞こえるものは全て自分の内なる世界が反映しているのだ」と決めてください。そうすればあなたの現実は本当に変わり始めます。あなたが信じていた現実は、ガラガラと音をたてて崩れ始めることでしょう。今がその時です。
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「他人はいないのです」この真実を受け入れてください。あなたが全てです。あなただけが真実である事を受け入れてください。あなたがあなたの宇宙の総責任者です。他人と思えるものはあなたの被造物です。他人のことはあなたが決めてください。その人がどんな人であるか、あなたが決めてください。今まで通り、ひどい人と決める事もあなたの自由です。その人はあなたが決めた通りに振るまい続ける事でしょう。
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少しの間だけ、全てのストレスの原因を自分一人に起因させてみるのです。自分が宇宙全ての根本原因であると仮定してしまうのです。こうなれば後は楽です。もうあなたは誰にも責任をかぶせることが出来なくなりますから、肝が据わります。彼に意識が向かわなくなります。こうして彼の実在が稀薄になり始めます。彼に意識の焦点が合わなくなってきて、彼から混乱させられていた現実が遠ざかり始めます。
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あなたの外側に彼がいたらそうはいきません。彼を何とかしなければなりません。彼を懲らしめるための策略を練らなければなりません。彼から逃げ出すための準備が必要となるかもしれません。いずれにしても彼の事で頭が一杯です。意識の焦点が劣悪亭主に釘付けです。こうしてぐうたら亭主はあなたの中で、ますます肥大化してゆく事になるわけです。あなたの意識を向けたものが、あなたの世界に現実化されるからです。
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現実だと思っている全てが、あなたの被造物です。宇宙の全ての責任をとることを決意したあなたは既に宇宙の創造主です。あなたの思考により、あなたのまわりの全てが産み出されていることに気づけるようになってくるでしょう。あなたしか存在しない世界です。そんな世界に恐れがあるはずもありません。そんな自由な世界は単にあなたが決めることによって生まれます。津留晃一さんメッセージ集「他人」より
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