ガンになるまえに考えるガンの治し方
ガンにかぎったことではありませんが、病気やその他の出来事はすべて自分の心が招いたもの。 だから心で治すことができてあたりまえ。 ホメオスタシスを信頼し、自己治癒を信頼する。 人生最大級の「恐れ」を消せるかどうかが心の立て直しの鍵になります。
ガンにかぎったことではありませんが、病気やその他の出来事はすべて自分の心が招いたもの。 だから心で治すことができてあたりまえ。 ホメオスタシスを信頼し、自己治癒を信頼する。 人生最大級の「恐れ」を消せるかどうかが心の立て直しの鍵になります。
ホメオスタシス。これは、身体が常に健康を保とうとするシステムを指す。
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数十種類あるというホルモンは、このホメオスタシスという調整機能をつかさどるものの一つである。ある時、ホメオスタシスが崩れ、ガンができるとする。と、各種のホルモンは、脳からの指令によって、互いの分泌量を調節し、体内をもとの調和のとれた状態に戻すべく働く。そして、ついにはガンの存在を許さない環境を取り戻す。自然退縮は、この時起こり始めるのである。
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自然退縮は、単なる幸運や偶然で起こるのでは決してなく、心の転換やライフスタイルの改善、あるいはそれぞれの人生に抱えていた困難な問題を解決するという、隠れた、そして偉大な努力の結果である。川竹文夫「幸せはガンがくれた:心が治した12人の記録 」から
私は以前から、「思考は現実化する」というのは本当だと考えてきました。だから、自分の2回のがんは自分の思考が引き寄せたのかもしれないと考えるようになりました。まさに、「病は気から」です。
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起業、経営、結婚といったポジティブなものから、今回の病気や入院に関するネガティブなことまで、「思考が現実化する」ということについては、それまでの人生で体感的に理解し納得していました。
だから、間違った思考をしっかりと上書きできれば、病気を治すことができると思えるようになりました。
思考の上書きの具体的な方法は、瞑想とアファメーション(自分への宣言)です。まず瞑想です。寝る前に、じぶんの呼吸に意識を集中して、頭の中を空っぽにします。湧き上がってくる雑念は、いちいちとらわれずに受け流していれば次第に出てこなくなります。高山知朗「治るという前提でがんになった – 情報戦でがんに克つ」
「ガンはね、自分で作り上げたものだと思うわね。偶然じゃないわ。偶然なんて、一つもこの世の中にはありっこない」
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「偶然じゃなくて、もとをちゃんと自分が作ってたのよ。病気のもとを。心あり方が間違っているから病気が出てきたのだと思うわね。たとえばね、ガンになって信仰を始めるまでは、人を裁くこと天下一品だったね。本当に人を裁いて、あの人が悪い、こうだから悪い、ああだから悪いって、裁いてばかりいた」
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「それから自分の心を変えていった。何でもね、どんな状態が起きても、それを感謝の気持ちに変えるんだわ。あらゆることをみんな感謝に変えるの。感謝ほど全身の緊張を緩めるものはないんだから。感謝して‥‥生きてることを感謝して、全身の細胞の緊張をみんな緩めていれば、病気なんかならない」
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「別に検査はしないけども、異常がないからそのままだね。自然消滅だわね、ガンの。だんだん小さくなって、そのうちに柔らかくなってなくなった」
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「病気なんて怖くない。病気は、人生が良くなる過程の姿だと思ってる。こうなりたい、ああなりたい、健康になりたいっていう心の底にある願いは、すでに達成されているんだね。思えば必ず、そうなるの。達成されるの。だから、みんなお任せして、ぼーっとしてるほうがいいんだわ」川竹文夫「幸せはガンがくれた:心が治した12人の記録 」から
自分が何も変わろうとしないで、ガンだけをてっとりばやく治してくれといっても、それは無理なんです。ある人がガンになるには、それなりの理由がある。それも、どこか外にあるのじゃなしに、自分の内にある。間違った心の持ち方やライフスタイルの歪みがあって、それで、なるべくしてなっている。だから、自分を変えてゆくことしか、本当に治る方法はないんですね。
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自分を変えていくことができれば、病気を治すのに、ガンを治すのに、何も特別のことをする必要はない、というのが私の考えです。あとは自然治癒力が治していってくれる。病気が勝手に消えていってくれる。それがホメオスタシスというものです。川竹文夫「幸せはガンがくれた:心が治した12人の記録 」から