心のレスキュー隊に猶予はない

フェイスブックにツイッターにライン。 コミュニケーション系のITインフラが飛躍的に進化し、人と人との「つながり」は簡単になりました。 時間も場所も関係なしに自由気ままに「つながって」ます。 なのに、人びとの孤独感は高まり、心の病が蔓延している。なぜでしょう?



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まいど ̄O ̄)ノ
52歳になった
むねのうちきくぞうです。
このたび、
めでたくアシスタント講師さんが決まりましたので、
東京でトークライブ(=おしゃべりの会)を開くことにしました。
きくぞうがしゃべるぞう
だぞう(ё_ё)
‥‥

きくぞうトークライブ

とき:11月1日(土曜)13:30~17:00
ところ:知恵の場オフィス(新宿区西新宿7-4-7イマス浜田ビル5階)
料金:3500円(事前予約)/5000円(当日現金)
第1部:

スヌーピーに学ぶセルフメンタルケア
~知られざるスヌーピーとその心理学&コミュニケーションへの応用~
スヌーピーの漫画にたくさん散りばめられている
ストレスとの接し方と対処方法の「ヒント」をご紹介!

講師:浅賀桃子
ベリテワークス株式会社代表取締役
ITコンサルティング会社人事担当、社会保険労務士事務所顧問業務などを経て独立。うつ病などで休職・退職する方のメンタルヘルスケア、キャリアチェンジに悩む方のケアなどに取り組み、カウンセリング実績は5000件を超える。「カウンセリングをより身近な存在に」というビジョンのもと、20年に及ぶスヌーピー研究歴を活かしたスヌーピー心理学を考案。カウンセリングセッション等に取り入れたサービスを展開。

第2部:

アタマの冷やし方+心のあたため方
~半径10メートルを「抑うつ」から守る~
傷んだ心はニュートラルなポジションへ。
甘さでも厳しさでもない「適温」とは?

講師:宗之内喜久造
「人間活動に専念します」サイト管理人
経営コンサルタントとして独自に体系化したメンタルヘルス管理のノウハウを中小企業の「人が育つしくみづくり」に活かす。瞑想、クンバハカ、呼吸の習慣化を通じ、我執を落とす技術への造詣を深め、感情の消し方や思考の止め方、怒りの扱い方に精通。座右の銘は中村天風師の「右を向こうとする心を左に向けうる力が人間にはあるんだ」である。1962年9月6日生まれ。目標は人間国宝とか。

第3部:

宗之内喜久造×浅賀桃子
~いま目の前にある疑問や悩みにライブで答えます~

テーマは、
心のメンテナンスですね。
あなたのまわりでもきっと、
うつ病で会社を休んだり辞めたりする人が増えているのではないですか。
ある日とつぜん、
どこそこの部長が半年休職とか専務が1年間療養とか、
そんな知らせが届きます。
めでたく復帰したらしいという噂を耳にしたのも束の間、
また再発してまた長期の休養へ‥‥と。
どうやら
自分ひとりの心が元気ならそれでOK
っていうご時世ではないようです。
職場の同僚が自殺
っていう悲しいお知らせも残念ながらゼロではなく、
しかも
この傾向はまだまだつづく雲行き。
でも、
変だと思いませんか?
フェイスブックやらツイッターやラインやら、
コミュニケーション系のITインフラが飛躍的に進化したおかげで、
人と人との「つながり」は簡単になっている。
時間も場所も関係なしに、
自由気ままにコミュニケーションできる。
ケータイもインターネットもない時代に
思春期を送ったわたしには、
女の子をデートに誘うのもずいぶん楽になってるように見える。
なのに、
人びとの孤独感はITのなかった時代より高まっているというんです。
コミュニケーションって、
数や量や広さや速さや長さが大事なんじゃないんじゃない
ってことなんでしょうね。
デジタルでバーチャルな「つながり」ばかりじゃあ、
心は潤うどころかむしろ干からびてしまうんじゃないですか。
仲間も恋人もデジタルでバーチャル。
いまから50年たって、
そんな若い人たちが老人ホームに入居するころには、
介護してくれるのはソフトバンクのロボットばっかりだったりして。
あやうい国の、あやうい時期です。
心のレスキュー隊の大増員が必要です。
あなたもね、
半径10メートル以内の空気感に責任をもってほしいんだな。
もうすでにあちこちで、
いろんなチームのレスキュー活動が始まっているのを知っています。
勇敢で思いやりがあって、
まぶしく輝いている人たちです。
ただ、その人たちの中の一部が、
むやみにポジティブ信奉に傾きすぎているのが、
ちょっと気になる。
ハッピーとかサイコーとかワクワクばっかり、
じゃ、
ないでしょ。
抑うつ状態にある人たちを、
よけい疲れさせてしまう空気感っていうのが、
あるでしょ。
光を当てたら明るくなるってもんでもない。
心が弱っている人たちは、
程度の軽いうちは明るい光におびき出されるように集まります。
その段階でメンタルな手当てを受けることができたらまだ助かる。
「うつ(鬱)」に陥りやすい人は「そう(躁)」へ突っこんでいくのも早い。
パーティーに呼ばれると
ステキな出会いに瞳を輝かせてウキウキします。
けれどやがて、
まぶしすぎる光で方向感覚を失ってしまったかのように、
抑うつを悪化させ、
そこから先は反転して闇に向かうことになります。
そのへんのとこだけ、
しっかりポイント押さえておきましょう。
心のレスキューに資格はいりません。
医療免許もいらない。
抑うつが悪化してしまったときは、
専門家に診てもらうしかないのかもしれませんが、
メンタルヘルスケアっていうのは病気になるまえの日常ですからね。
とにかく世間に隊員がぜんぜん足りてないみたいなんで、
ここでいっしょに勉強して前線に向かいましょうっていう企画です。
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