喜んでいただきましょう!
自社の経営理念を好きでいられるのは幸せなこと。 おいらの理念が世界でいちばん素晴らしい!と心の底から感じられる。 社員もそれを誇りに感じてくれる。多少のデコボコがあるにせよ、経営理念と人生理念がぴったり一致する。 それに勝る強さはない。そんな理念が生まれた背景は‥‥
自社の経営理念を好きでいられるのは幸せなこと。 おいらの理念が世界でいちばん素晴らしい!と心の底から感じられる。 社員もそれを誇りに感じてくれる。多少のデコボコがあるにせよ、経営理念と人生理念がぴったり一致する。 それに勝る強さはない。そんな理念が生まれた背景は‥‥
話がややこしくなったのは、王があらわれてからだ。
午前4時。わたしはまだ深い眠りの中にいた。
自らを「はりまのくにの王」と呼ぶ男のことだが、
彼がほんとうに王なのかどうかはわからない。
ただ、彼の兵が彼を播磨王さまと呼んでいたのは確かだ。
それなら同郷人ではないか。
それだけのことでわたしは心を許した。
王は、神の言葉とやらをわたしに伝えるためにやって来たらしい。
なんの神さまなのかは、ちゃんとした説明がなかったから知らない。
>喜んでいただきなさい。
神の言葉とは、
ただその一言だった。
わたしは王に、
>はい、王さま。
>とりあえずわたしは、
>いただけるものは何でも喜んでいただくつもりにしております。
と
寝ぼけた口調で答えた。
>ばか。
王は言った。
>(ばかとはなんだ -_-#)!
言い返すことをわたしはためらった。
すると王はさらに続けた。
>おまえが何かをもらうときの話をしているのではない。
>おまえの仕事で世間の人さまによろこんでもらえという話をしているのだ。
と。
なんだそういうことか。
だが、
王の言葉には妙に説得力があった。
>しかも無条件にそうするのだぞ。
なおも語る王の表情には威厳が満ちていた。
>それは無理やろ。
と
突っこもうとしたときには王の姿は消えていたが、
その日から王の告げた言葉がわが社の経営理念となった。
2007年8月に自分が書いたメモから再現
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