経営指針作成の手引き
「左手にロマン、右手にソロバン」のバランス感覚こそ経営です。 儲けだけでも、夢だけでも、会社は永続しません。 利益を社会に還元しない企業は、やがて失速するでしょう。もちろん人生も同じ。 お金だけでも愛だけでも、人は幸せになれませんよね。だから、指針が必要です。
「左手にロマン、右手にソロバン」のバランス感覚こそ経営です。 儲けだけでも、夢だけでも、会社は永続しません。 利益を社会に還元しない企業は、やがて失速するでしょう。もちろん人生も同じ。 お金だけでも愛だけでも、人は幸せになれませんよね。だから、指針が必要です。
同友会では
「経営理念」
「経営方針(ビジョン)」
「経営計画」
の三つを総称して「経営指針」といっています。
このように「経営指針」を
「理念」、「方針」、「計画」の三つに定式化しているところに
同友会らしい特徴があります。
「経営理念」とは、
企業の目的とは何かを考え、
経営にあたっての根本的な考え方を明示するものです。
「経営方針」は、
この理念に基づいて、
経営の基本的方向を確立することです。
時代の流れをするどく洞察し、
企業の事業機会を変化の中から見つけ出し、
自社の長所、短所を見きわめ、
長所を生かし、短所を改善し、
未来を切り開く目標とそれを達成するための戦略を明らかにします。
「経営計画」は設定された目標と戦略にもとづき、
それを達成するための手段、方策、手順を具体的に策定するものです。中小企業家同友会全国協議会「経営指針作成の手引き」より
夢なき者は理想なし
理想なき者は信念なし
信念なき者は計画なし
計画なき者は実行なし
実行なき者は成果なし
成果なき者は幸福なし
ゆえに幸福を求むる者は夢なかるべからず
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一人ひとりに天の使命があり
その天命を楽しんで生きることが
処世上の第一要件である渋沢栄一「夢7訓」