わたしの場合、どう考えても無理なのよね。ダンナにも職場にもみーんなナイショ。
ホント、どんどん儲かりだしたらなんて説明したらいいか‥‥
結論からいうと、顔も名前も永久に伏せたままでだいじょうぶですね。
それがネットの最大のメリットでもあるわけなので、そこは活用しましょう。
ただし、儲かりはじめたら税金関係だけはちゃんと処理しないとマズいですよ。
このページの内容を動画でも解説しています
顔も名前も出す必要なし
ネットの匿名性を肯定するわけではないですが、顔も名前も出さずにビジネスできるっていうのは、
ネットの大きなメリット、
最大のメリットといってもいいくらいですから、
これは活かしてください。
あなたにかけられた
理不尽なしがらみ
を
取っ払う突破口になるかもしれません。
顔と名前をさらしていると、
こっちは関わりたくなくてもあっちから絡んできたりされますから、
やっぱり相当めんどくさいです。
世の中には、
わたしなんてメじゃないくらい、
めんどくさいヤツがいっぱいいます。
かかわらずに済むならかかわらないでいたほうが絶対にいい人種が、
ごろごろいます。
女性の場合は住所が特定されなくても、
エリアが絞られるだけでもヤバいことが現実にあります。
だから、
必要最低限の関係者にだけ伝えて、
あとは伏せておけるのがベストかもしれません。
いちばんめんどくさいのは、
たいてい家族じゃないでしょうか。
最大の敵は身内にあり
──ともいいますし。
悲しいかな、
身近な関係ほどめんどくさいし、
しがらみがキツいです。
家族の次にキツいのは職場関係。
顔と名前を伏せることで自由が得られるなら、
迷わずそうしてください。
一生そのまま顔も名前も伏せたまま‥‥でも、
もちろんかまいませんが、
いつの日か顔や名前を正直に出しても何も問題が起こらない、
そういうイメージでいたらいいです。
もしあなたが講師とか司会者とか舞台役者とか、
人前に立つのがあたりまえのお仕事で、
顔を売りたいという場合はまったく話が別ですから、
このページ丸ごと無視してください。
わたしはもうすべて出してしまってるんでアレですけど、
顔も名前も出さずにやるときの、
その自由な感覚、
とてもよく理解できます。
1回でも出してしまうと、
もう元のクローズな状態には戻れませんが、
クローズからオープンへはいつでも転換できるんですから、
はじめは伏せとくほうが無難だともいえます。
こんなわたしでさえある時期まで、
自社のホームページにすら顔を出していませんでした。
どのくらい出してなかったかというと、
初めて顔出ししたのが10年めでしたから、
会社をつくってから丸9年間は出てなかったんです。
- 意味がない
- めんどくさい
- 照れくさい
- 恥ずかしい
- かっこ悪い
見てて楽しい顔じゃないのはわかってますんで、
出したくない理由はなんぼでも湧いてきます。
実際、
イメージダウンになるリスクもたいがい大きいわけですし。
はじめから平気で出していたわけじゃないというところ、
おわかりいただけたらよろしいです。
顔は出すけど本名は出さない
というのもアリと思います。
たいていの芸能人がそうしているように、
本名だと響きがよくないことも多いので、
ビジネスの種類に合う名前にしたらいいでしょう。
吉野家(YOSHINOYA)って、
牛丼屋さんだからそれでいいんで、
美容院だとおかしいですよね。
音感の問題として、
そういうことも大いにあると思います。
そこの自由度を尊重してくれない人からは
遠ざかったほうがいいです。
いまじゃこんだけ出まくってるショウゾウさんが、
会社やりだしてから10年めまで顔出してなかったなんて、かなり意外だな。
ボクが自信なくて顔出しできないのも無理ないことなんだな。
でも、しがらみだらけって、やっぱり寂しいわ。顔を隠さなくても、なんでも自由に発信できるのがほんとうでしょ。
何年かかるかわからないけど、ちょっとずつ吹っ切っていきたいな。
ショウゾウさんが顔出しする理由
デザイナーやマーケティングの仕事するとき、カウンセラーとして活動するとき、
プログラマーのとき、
ショウゾウさんはそれぞれの分野で名前を分けてるんですけど、
けっきょくネタバレさせてるんで、
すべてオープンです。
ヒミツに稼いでいるお金は1円もありません。
ブランドは複数あっても、
アイデンティティーはひとつなんですね。
1回でも出してしまえばあとはもういっしょなんで、
いままであらためて理由を考えたことなかったですが‥‥
なんででしょうね?
メリットとかデメリットとか考えたこともないですが、
眺めてて心地いい顔ではないので、
デメリットは大きいと思います。
たぶん、
途中でがっかりされるのを避けたいだけです。
会ったことない人の、
ブログを読んだりボイスメッセージを聴いたりして、
>わーっ、
>きっとステキな人だ、
>会ってみたい!
と
思うことはときどきありますが、
実際に会ってみて
>思ったとおりの人だった!
なんて、
そんなうまいこといきますか?
>わっちゃー!!
って、
失望しない保証がどこにあるんですか。
ゲスな見方かもしれないですけど、
そういう場面が浮かんできてしまうと、
もう顔出ししないではおれなくなるんです。
やがてどっかで知られてしまうようなもんならば、
はじめから出しとくほうが楽だっていうのがわたしの感覚です。
だからわたしがもし女子なら、
厚化粧はしないと思います。
パサパサな顔で、
でも
>もともとがこんな顔なんだからしゃーないやん♪
って、
地黒だろうとニキビだらけだろうと細目だろうと‥‥
(書いてるだけで凹みますが‥‥)
はじめからマナ板のコイの心境でそのまま出しますね、
きっとね。
選ぶ権利が相手にあるので、
ちゃんと選ばせてあげます。
変に潔い、
そんな自分って嫌いじゃないです。
まあね、スッピン見られたくないって気持ち、女子ならみんなわかるわよね。
まさか、それとこれをいっしょにしちゃうなんてこと思いつかなかったけど。
オープンにするメリット
そんなわけでわたしは、メリットがあると考えて顔出ししてるわけではないですが、
あらためてメリットについて考えてみると、
まずは信用という言葉が浮かびます。
どこの誰かもわからんヤツが、
あることないこと無責任なことを垂れ流しているのがネットです。
だからたとえ、
根も葉もないええかげんな話でも、
顔も名前も出して身元が特定できるくらいなら、
少しは信用できるんじゃないかっていう。
ま、
しょせんその程度かもしれませんけども。
あとはわたしたちが、
自分の発信にどれくらい責任を取るつもりかっていう自覚。
あなたがもし、
顔出ししようかどうしようか迷っているとします。
判断基準がはっきりしないと迷う原因になりますから、
そんなとき、
責任
についての価値観を自問自答してみてはどうでしょう。
顔も名前もわからない、
クレームは生身のあなたには届かない。
逃げ隠れできるっていう状態は、
どこか無責任なんです。
てことは反対に、
逃げも隠れもできない状況に自分を追いこめば、
それが責任をとることにつながります。
このごろ聞かなくなりましたが、
昭和男子なわたしの頭には
男の顔は履歴書
っ
ていう言葉がこびりついてます。
要するにこれ、
自分の顔に責任をもて
っていう意味なんですけども。
ウソかホンマかわかりませんが、
第16代アメリカ大統領のリンカーンは
>Every man over forty is responsible for his face
と言ったとか。
だから顔を出すか出さないかなんていうのは、
メリットというより、
心のスッキリ感の問題じゃないでしょうかね。
自己責任100%の意気込みで、
えいやっ!
で顔出ししてしまえば、
いいかげんなこと言えなくなる感じ。
あえてそれと向きあう。
そっちのほうが自分に合ってると思う人は、
そうしたらいいだけの話ですね。
女性は男性より抵抗が大きいかもしれませんが、
男の顔は履歴書
に対して、
女の顔は請求書
っていう言葉もあるらしいですから、
てことは、
女性のほうが顔出しによるマネタイズ効果は大きい
ってことかもしれませんね!
わたしが男だったらもっと簡単に顔も名前も出せたと思うわよ。
ダンナの収入があってこその副業だからね、悪いけど責任なんてとれないわ。
つくづく女子ってめんどくさいのよ。