むっちゃ楽しいPythonワールドへようこそ! はじめの一歩を、この1ページで。

79番地アカデミー:
最短最速のPythonプログラミング入門

あなたはなぜPythonを学ぶのか?── 「よくわからないけど、ばくぜんと何か技術を身につけたい」気分と、 「稼ぐため、確かな収入の基盤を築くため」という動機はちがう。 目的がちがえば学び方もちがう。 このガイドは、趣味のプログラミングではなく、企業の実務で使えて実益がともなう学び方が前提。 中途はんぱな向上心しかないなら、きっと楽しくない。 Pythonでいったいどれだけ将来の可能性が広がるか、イメージ描いてみよう!


文責:このページはショウゾウさんが書きました(ソースコードも)

株式会社エムトーン代表取締役、
プログラマ歴30年のショウゾウさん
独力でつくったアプリは累計粗利6億円という超絶メンター。
この先、
AIやロボットの「しくみ」がわからなければ、
世の中で起きていることの大半が理解できない時代がくる。
時流に取り残され、
ライフスタイルが味気なくなってしまうかもしれない。
プログラミングほど将来性にあふれ、
かつ、マイペースで気ままに稼げるスキルが他にあるか?
中でも特にPythonは、
AIやロボットを操るための最短ルート。
いま、これ学ばないでどうすんの?

はじめのはじめ

なにか新しいことにチャレンジしようと思い立ったとき、
はじめの一歩がいちばん重く、
最初のカベがいちばん高いということはよくある話。
オトナのみなさんは、
もう何度か経験してわかっているはず。
プログラミング言語を学ぼうというとき、
はじめの一歩とは、
>Hellow, World.

表示するまでを指す。
マイクのテストでは
雨が降ってても
>It's fine today
(本日は晴天なり)
と発声するようなもん。
テスト文言として「Hello, World」を使う習慣の起源は、
1978年、
ブライアンとデニスによる著書「プログラミング言語C」にさかのぼるけど、
とにかくそれが最初のカベ。
これができると、
初歩的な文法学習のステップを始めることができるので、
プログラミング言語ってこういうものかっていう感触がなんとなくわかり、
少しのあいだ楽しめる。
または早々と見切りをつけてやめてしまうか‥‥
そこは非情な二者択一となるわけだが、
プログラマー歴30年のショウゾウさんでも、
新しい言語となるとまたイチから環境を整えなければならないわけで、
めんどくさい感覚は同じだ。
実稼働するアプリケーションを作れるくらい、
ひととおりのプログラミングは経験している者にとっても、
Pythonという言語に関して何もわかってなければ「Python初心者」なわけ。
プログラミングということを、
そもそもやったことないケースを「完全初心者」と呼ぶとすれば、
あなたはどっちだろうか。
ひとくちにプログラミングといっても、
言語がちがうと勝手がちがう。
C++がわかるからといって、
phpがわかるとはかぎらないし、
javascriptがわかるからといってjavaがわかるかっていうとそんなことはない。
ただ、
何かしらのプログラミング言語を経験していれば、
>ここがふんばりどころだ
っていう
勘所がわかるっていう点が完全初心者とのちがいだ。

神戸校Python教室のページへ


なにがめんどくさいか

ひとくちにPythonを学ぶといっても、
その手前に
「開発環境」というものを整える必要があって、
ここのカベがとにかく高く、
めんどくさく、意味不明。
そもそも「開発環境」という意味すら理解できないわけなので、
完全初心者はいきなり迷子になってしまうはずだ。
Python初心者でもプログラミング経験者なら、
「エディタ」って何かってことの意味もわかるし、
「コンパイル」だのなんだの、
多くの言語に共通している状況は通じる。
初心者にモノを教える立場からいうと、
生徒がみんな同じ条件で揃ってスタートラインに並んでくれることが望ましい。
たとえば、
いきなり電話がかかってきて、
こっちの手元にあるのはウインドウズのPCなのに、
相手はマックの画面を見ながらしゃべってるとすると、
話がちぐはぐでかみあわず、
質問の意味すら理解できないってことになりかねない。
なので、
完全初心者であろうとPython初心者であろうと、
環境はトレーナーに合わせて同じように構築してほしいなってことになるし、
だとすると、
広く普及した定番の環境に揃えておくのが無難よねっていうのが暗黙の了解事項になるわけです。

環境構築をスッ飛ばすやり方

ただ単に、
もっともストレートに言語に触れてみることが目的なら、
「Google Colaboratory」(グーグルコラボラトリー)
ってものを使う方法がある。
Pythonをインストールしない。
てことはつまり、
環境構築というような意味不明な作業をスッ飛ばして、
ブラウザだけでPythonの学習を始めることができるというハナシ。
http://colab.research.google.com/
にアクセスして、
Googleアカウントでサインインするだけ。
この先なが~くPythonの勉強を続けていくかどうか、
どのくらいの本気度で取り組むのか、
まだわからないうちから自分のPCにあれこれ放りこむのもアレなので、
Googleのサーバに入ってる道具一式をとりあえずタダで拝借して使ってみるって感じ。
試着や試食と同じ感覚でPythonの味見するだけ。
無料体験会では、
このやり方に従ってもらうことになってますけど、
なんせタダなので、
一律に右向け右でやらないとしょうがないから。
しょせん味見は味見、
試着は試着。
自分の慣れた環境を知ってしまった人から見たら、
よけいめんどくさいし中途はんぱ。
こんなんでプログラミングの楽しさが伝わるとは思えないし、
かえって味気ないもんだと誤解されるほうが心配。
だから、
いまからお伝えするやり方で、
>Hellow, World.
自分でやれた人は、
これからの学習の方向性について、
直接ショウゾウさんに相談してくれたらいい。
個々人の脳の特性によって、
向き、不向きっていうのはもちろんあるにしても、
>ちょっとPythonやってみよか!
って
せっかくちょっとでも思いついたあなたが、
>やっぱ無理
>期待したほどプログラミングおもしろくない

‥‥なんて結論で終わるなんて、
残念すぎて黙って見てられない。

もっともロスのない道順

無料体験会では、
とにかく1分でも早くPythonに触れることが最優先目標なので、
上記のような借り物の環境(=グーグルコラボラトリー)で
チョビっとだけPythonの味見をします。
が、
1時間や2時間の体験で、
何がわかるかっていうのがぶっちゃけなとこ。
大切なのは、
そこから方向性をつかむこと。
Pythonの真価が見えてくるまで、
コツコツ学びを続けるか、
それとも、
ちょっとかじっただけでわかった気になったりあきらめたりして、
縁が切れるか。
実は体験会は、
Pythonの体験ではなくて教室空間体験の場
だと考えてほしい。
環境こそすべて
学びの環境がいちばん大事なので、
トレーナーの先生や教室の空気感、
いっしょに勉強するコミュニティメンバーの顔ぶれ‥‥等々、
これからあなたが置かれることになる、
場の雰囲気の切れっぱしを確かめる機会なのです。
ひとりで勉強するのとどこがちがうかってこと。
神戸校では、
学生時代のサークルか部活動のノリで、
仲間といっしょになんじゃかんじゃ情報交換しながら
モチベーションをキープできるように、
「風雲Qコミュニティ」っていう学びの場を用意してある。
コミュニティについて詳しくは、
このバナーをクリックして案内ページを開いてほしい。

コミュニティに入会すると、
本気のサービスは有料なので、
中長期にわたってほんとうにPythonを学ぶというステップに入る。
そのために、
自分のパソコンの中に自分が使いやすい道具をそろえる。
教材を選んで揃えるというステップを経て、
漢字で書くと環境構築、
カタカナで書くとカンキョウコウチクをやるんです。
思い立ったが吉日!!
>よーし、
>いっちょパイソンやったんでー!

って、
やる気になったあなたは当然、
「パイソン」とか「初心者」とか「開発環境」とかいうキーワードを組み合わせ、
あれこれネットで検索されたことと思います。
が、逆に、
いろーんなアドバイスがあふれすぎていて、
けっきょく選びきれない決めきれない、
>どーしていーかちーっともわからーん!
っていうドツボに落ちそうになりませんでしたかね?
これがイチオシだ、ベストだ、と、
それっぽいスペシャリストが書いているのに、
みんな言ってることがバラバラで‥‥
>どいつもこいつもウソつきか~~?
となる。
ひとりじゃ迷ってばっかりの連続だ。
あなたがこれから、
何を目指してどこまでがんばるか、
がんばれるか。
正しい回答はあなたの置かれている状況によって変わるんだから、
本来それをきちんとヒアリングできなければ最適アドバイスもできない。
コミュニティの存在価値はそれ。
それをショウゾウさんをはじめとして、
コミュニティの頼れる先輩トレーナーが相談に乗ってくれる。
迷う時間が惜しいなら、
いっしょにやろう。

「forループってなんだ?」のページへ


「Hello, World」チャレンジ

さ、
ではいよいよ最初の難関、
「Hello, World」にチャレンジしてみよ。
わたしが知ってるだけでも、
小学4年生でもできたし、
66歳のシニアもできた。
このあとまたまた長文になるけれど、
命がけでやらないといけないようなもんでもないので、
のんびり気長に最後までつきあってもらえたらさいわい。
いまから何をするか?
っていうと、
「パイソン」とか「初心者」とか「インストール」とかで検索したら、
完ぺきな答がすぐ見つかる。
はい、
しばらくコーヒー飲んで待ってるから、
そのあいだに検索してみてくれ。
‥‥
‥‥
>あんたが教えてくれるんじゃないんかい!?
って、
そんなんショウゾウさんに期待してもムダw
ネットのどこにでも正解が出てくるような手順を、
わたしから教わる意味はない。
初心者担当の彩さんなら手取り足取り親切に教えてくれるけど、
無料で教えられる範囲を越えてるし。
ググるとこまでは自己責任っていうのをこれからの人生の常識にしてほしい。
自分で検索してやってみたら、
さっきも言った開発環境にいろいろ種類があることと、
英語の解説がやたらと多いことがストレスの原因になることがわかりますね。
Anaconda(アナコンダ)って出てきましたか?
いったいそれが何かっっていう意味がわかった人はそれインストールしてもいいけど、
わからないならやめておく。
Pythonのダウンロード元は
https://www.python.org/
にしておくのがいい。
こんな画面が出てきたね。

英語にアレルギーがある方は、
画面の見すぎに注意して、
初心者用の解説ページの指示どおり、
図だけ見ながら操作するように。
自分の使ってるPCが64bitか32bitかわかる人は、
区別してダウンロードしたらいいです。
注意しないといけないのは、
インストール操作のはじめのほうで、
>Add Python 3.8 to PATH
にチェックを入れ忘れないように。
意味がわからなくてもいいから、
ネットで探した解説のページどおりに進めること。
(これ書いてくれてないページは不親切なので、
別のページに乗り換えたほうがいいかも。)
>Setup was successful
っていう英語が表示されるとこまで進んだら、
インストール作業は終わり。
おつかれさん。
あとひと息なので、
気負わず、焦らず、逆恨みせず、
ここで一服して深呼吸して背伸びでもしてほしい。
ここまでやってみて、
まだ肩も凝ってないとしたら将来有望、
見込みある。
息苦しいとか脇汗が止まらないとか脈が乱れるとかいう症状がでたとしても、
それはいたってノーマルな反応なので、
凹む必要はないし、八つ当たりもいけない。
冷静に、粛々と、次、
「コマンドプロンプト」を起動するステップへ進もう‥‥
なのですが、
ショウゾウさんがいま使っているのはウインドウズのPCのため、
ここから先、
マックの人たちとは道が分かれます。
PCがマックの方は最後の章へジャンプして、
インストールがうまくいったらまたここへ戻ってきてください。
実はウインドウズの人たちも、
あともう少しだけつきあいますけど、
最後は自分でググれという話になります。
>ここまで来て見捨てるんか!?
ってハナシなんですけど、
ここから先のカベは、
Python入門っていうより、
パソコン教室みたいな内容で、
個人差が激しいです。
ちゃんと入会していただいて、
会費ちょうだいしてからのお楽しみってことでご容赦を。
解説ページには
>python --version
と入力してエンターキーを押せと書いてあると思うので、
そのとおりにやってください。
すると、
>Python 3.8.3
とかいうように、
自分が打ちこんだ覚えのない文字が表示されるはず。
これがインストール成功のしるし。
ここまでのステップで、
ほぼ全精力を使い果たしたかもしれないけど、
とりあえずおめでとうございます。
これを書いてるショウゾウさんもたいがい消耗してるんで、
疲労を分かちあいつつ‥‥
次、
「パイソン」「Hello, World」でググってみてほしい。
解説ページによっては、
このあと「Atom」っていうエディタを推奨してくれてるかもしれないけど、
まだいらないからスルー。
ちゃんと意味がわかるならはじめから使ってもいいけど、
当面は標準のメモでじゅうぶんなんだから、
いらんもんはいらん。
エディタは、、
ウインドウズ環境なら「メモ帳」でいいし、
マックなら「テキストエディット」(設定を「標準テキスト」に変更)でいい。
プログラムを書くためのアプリのことを「エディタ」と呼ぶんだが、
何か特別な道具が必要なのかっていうと、
それはまちがいだし、
ぜひとも避けてほしい誤解だ。
真実は、
文字さえ打てればなんでもいい。
ホームページをつくるのにも実は特別な専用アプリケーションなんかいらないんだが、
それと同じ。
そこが、
いまあなたの目の前にあるPython環境の大きな特長のひとつなんだから、
できるだけアルモンデやってみてほしいわけ。
メモ帳を開いたらたった1行
>print("Hello World")
と入力(※あなたは「>」の文字は打たないように)して、
ファイル名を「hello.py」として保存する。
‥‥と書くと、
なにがなんでも「hello.py」じゃないといけないように伝わってしまうけど、
ドットの前の「hello」は別にちがう名前でも良い。
た、だ、し、
「.py」の部分はこうでなければいけない。
そもそもパソコンに詳しくない人(=ふつうの人)は、
「.py」
ワードの「.docx」やエクセルの「.xclx」に相当するもので、
「拡張子」(かくちょうし)っていうもんだっていうことも知らないですね?
>ワシのパソコン、
>そんなんあれへんで!

って方、
逆ギレするまえにがんばって「拡張子」をググってください。
意味わかってファイルが任意のフォルダに保存できたら、
さっきのコマンドプロンプトで、
>hello.py
と打てば、
運が良ければコンニチハ世界w
できましたね!?
まっ、
ざっとこんなぐあいで、
パソコンそのものが苦手な方にとっては、
プログラミングの一歩めは相当ハードルが高いわけですが、
それを
>パソコンがそもそも苦手なんだから
>プログラミングなんてわかるわけない


ネガティブに取るか、
>てことは逆に、
>プログラミング習ったら
>世間一般の平均より断然パソコン得意になるってことや!

と考えるか。
どっちなと好きなほうで、
とにかくおつかれさんでおめでとう!

マックの場合

ここからは、
マックを使っている人のためのガイドなのだが‥‥
ウインドウズだと一瞬で終わる作業が、
マックだとかなり手こずる。
このページのタイトル
>最短最速のPythonプログラミング
なので、
てことはつまり?
>マック使ってる時点ですでにあかんやん!
>最短最速ムリやん!

って話?
ですか?
まあ、そうともいえるけど‥‥
いやいや、
とりあえずインストールだけなので。
というのもマックPCには、
はじめからPython がインストールされてるんだが、
それがどういうわけだか古いバージョン(ver.2系列)で、
最新版を本家のページからダウンロードして入れてもうまくアップデートできない!
なんて不親切な‥‥!
じゃあどうするかっていうと、
これもググったらすぐわかるけど、
「Homebrew」をインストールして次に「pyenv」を‥‥みたいな情報が出てくる。
いかにもめんどくさそうな‥‥!
できることなら、
そういうまわり道はなし(Homebrewもpyenvも関係なし)で、
インストールする方法が書いてあるページを探そう。
いずれにせよPATH(パス)ってものが成否のポイントで超重要。
なので、
はじめから「PATH」を検索キーワードに含めてググってみると、
「.bash_profile」を編集しろだの「.bashrc」の設定を変更しろだの、
キョーレツにむずかしい説明が書いてあるサイトに出くわす。
正直、ハードル高すぎ。
しかしこの際だから、
「PATH」「カレントディレクトリ」が理解できるくらいまで、
時間をかけたほうがいいかもしれない。
どうせ必要になるし避けて通れないから。
どうにかこうにか「ターミナル」
$ python --version
と打ちこんで、
>Python 3.8.3
とかいうように、
3からはじまるバージョンが返ってきたら成功‥‥
と、いいたいが、
再起動しても古いバージョンに戻らなければほんとうの成功。
おつかれさま。
上の項へ戻って続きを読んで、
Hello Worldにチャレンジしてみてほしい。
健闘を祈る!

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