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市場は成熟、品質は横並び、情報は過剰、そんな時代を背景に、先進文化圏の若者はモノを欲しがりません。クルマいらないどころかお金も欲しがらない。恋人もいらないし結婚もしない。
おまけにお酒も飲みたがらない。そんな若者たちが欲しがっているものとは何なんでしょう。
マーケティング3.0時代は「アドボカシー経営」が来る!
◆このセミナーは終了しました◆
2012年6月5日(火曜)
午後6時30分~9時
神戸元町私学会館
アドボカシー経営
なんていうコトバ、
聞いたことないですよね?
こないだわたしがつくったことばですからな。
辞書によると、
advocacyっていう英単語は、
弁護,支持,擁護,支援運動,推薦,唱道
などと訳されます。
なので
「アドボカシー経営」っていうのは
社員を応援する気持ち
の
経営だといえる。
情報が「ヨコ」に流れる時代です。
なんか知りたいことがあったとき、
フェイスブックの
「友達」に先に尋ねる‥‥
ってことが増えましたよね。
なんか見せたいものがあるときに、
いちばん先にに報告するのがフェイスブック‥‥
ってことが増えましたよね。
コトラーさんの言葉を借りるなら、
「消費者が企業よりコミュニティ内の見知らぬ他人を信用する時代」
なんですて。
ヨコに流れる情報を共有することで、
消費者同士が結びついて大きな力を持つようになったんです。
すべてが知り尽くされる時代──
これは、
「アドボカシー・マーケティング」(グレン・アーバン著)という本の
第1章のタイトルでもあります。
おーコワw(゚o゚)w
こうなると、
企業はどうやってモノを売っていったらいいのか?
物質的には飽和している世の中です。
市場は成熟、
品質は横並び、
情報は過剰。
日本のゆとり世代は
クルマいらないどころかお金も欲しがらない。
恋人もいらないし結婚もしない。
おまけにお酒もあまり飲みたがらない。
経済大国と呼ばれた国に、
起こるべくして起こった変化でしょ、これは。
いまの若ゾウたちは、
もう経済成長に喜びを見いだせない。
だって経済成長という課題では、
死ぬまでオトナたちを超えられないんですから。
有史以来初めての
《真性モノばなれ》
ともいうべき事態なのです。
モノばなれした若ゾウたちに起こっているのは、
スピリチュアル化
です。
ナイーヴに平等やら自由やらを信じている。
否定をよしとしない教育ムードの中で育ってきていますので、
ガツンと叱られるととたんにボキッ。
口癖のように
「心が折れそう」を連発します。
鍛えるっていうアプローチは封印せざるをえませんな。
厳しくすると基礎体力が身につくまえに潰れちゃいますからな。

じゃあどうするんですか?
っていう問いかけへの答が
アドボカシー経営
──社員ひとりひとりの個人的成功を支援する。
応援して、勇気づけて、支えて、
励まして、褒めて、認めて、
そして、カネも出す。
会社としてはひたすら肯定。
純度100%の肯定。
外で否定されて
「折れそうな心」で戻ってきたら、
また全面支援して立て直してあげる。
自立するまで根気よく‥‥ですね。
そんなに甘やかしてばかりでいいのかしら‥‥
っていうあたり、
ちょっと掘り下げてみたセミナーです。