思考を止める
考える生活から、感じる人生へ。そんな「いま」を生きましょう。思考を自在に止められるようになれば、心を外から眺められます。 「いま」にとどまり、思い方や考え方を外から取り扱うことができます。瞑想を使って訓練すると、頭の雑音が聞こえてきます。
photo credit: てりまかし via photoAC
考える生活から、感じる人生へ。そんな「いま」を生きましょう。思考を自在に止められるようになれば、心を外から眺められます。 「いま」にとどまり、思い方や考え方を外から取り扱うことができます。瞑想を使って訓練すると、頭の雑音が聞こえてきます。
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Contents
そんな生活をしてみてください。
考える生活から、感じる人生へ。
「今」、
自分のハートを空にして下さい。
あなたがすることはそれだけです。
ハートの感覚を見張り、
イライラッと来たらそこに意識の集中砲火を浴びせ、
ブロックというミニ自我ちゃんを成仏させてあげて下さい。津留晃一「幸せテクニック」より
私たち人間の脳には一日に六万以上もの思考が去来するらしいが、
興味深いことに、
意図的に舵をとらず脳の好きにまかせておくと、
その思考のうち九十パーセント以上は、
前の日に生じた思考と同じものになるという。
過去を何度も反芻していれば、
過ぎ去った悩みや不安や憤りから自由になることは不可能だ。
***
人がリラックスするのは、思考と思考の合間においてだ。
だが、前にも述べたように私たち人間は一日に六万以上もの思考を招き、
それらの大半はいわゆる「心のおしゃべり」が占めている。
リラクセーションのための時間はいくらも残らない。
だから、“思考の合間”をできるだけ多く確保するためには、
心のおしゃべりを静めることが必要なのだ。フレッド・L・ミラー「どこでもすぐにリラックス」から
持たずともいい重い荷物を、だれにも頼まれないのに頼まれたように思って、一生懸命にぶら下げて、重い重いと困りながら歩いて、しかも放さないでいたと同じような過去を私はやっていた。
あなた方もその仲間じゃないか?考えなくてもいいことを考え、思わなくていいことを思って、そして、自分だけはどうしてもそれを思わなければならないことだ、考えなければならないことだと思い違いしていたんじゃないかい。
* * *
我々人間がいろいろの物や事を思ったり考えたりするのは、何のためにするのかということについてのほんとうの意味を知ってる人は案外少ないと思うが、どうだい?
むしろ、そういうことを正しく理解しようとする人がそうたんといないんですよ。わからないことなんか考えなくたって、きょうは今日、あしたは明日だ、生きてるそのまんまで生きればいいんだ、というような無鉄砲な生き方をしてる人が多くないかい。あなた方のわかっていることは、思ったり考えたりするのは人の心の当然の働きだという程度ぐらいなんだ。それ以上の深い理解は何にもあなた方の心のなかにないんじゃないかい?
それがわからなければだめなんだよ。それがわかってくると、今度はぜんぜん今までとは違った見方、考え方で、心の思い方、考え方を「取り扱う」ようになるわけなんだ。
思い方、考え方を取り扱うということは忘れちゃあだめだよ。あなた方は取り扱わないんだから。滅茶めちゃなんだから。思ったり考えたりするまんまに、思ったり考えたりしているんだから。この思ったり、考えたりする事柄を取り扱って、処理するということはしやしない。
取捨分別をうまく取り扱うようになると、心の思考というものがいかに驚くべき力をもっているものであり、形容すれば、ほとんど無限大の働きを行うものだという、ほんとうの心の値打がわかってくるんですがなあ。中村天風師「成功の実現」より
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