ビジョン描画力

「左手にロマン、右手にソロバン」のバランス感覚こそ経営です。 儲けだけでも、夢だけでも、会社は永続しません。 利益を社会に還元しない企業は、やがて失速するでしょう。もちろん人生も同じ。 お金だけでも愛だけでも、人は幸せになれませんよね。だから、指針が必要です。


ビジョン描画力

テーマにセミナーを開きました。
「10年先ビジョン描画力はこうして鍛えられる」
こだわりのあるテーマでして、
ぜひやりたかったセミナーです。
わたし自身の視点も伝えたかったし、
他の方の体験も聞かせてもらいたかった。
小さな会場には40名以上がお集まりくださり、
めでたく満席。

2時間で伝えきることは到底できませんでしたが、
初めて人前でお話しするテーマでもあり、
みなさんの反応をとても新鮮に楽しむことができました。
ビジョン描画力
──大きなテーマです。
描くことができたらそれが実現する

言っているわけですから(≡^∇^≡)
想いが現実化するということについては、
いまさら疑う余地がありません。
‥‥だとすれば、
だれだって豊かな将来を描いていてもいいはずなのに、
ところが実際はそうはなっていません。
わかっていても描けないんですね。
多くの人は、
過去に心がダメージを受けるなどして、
想いが下向きになってしまっているのです。
上を向かせようとしても向いてくれない。
自分の心なのに言うことをきかない。
描画力を鍛えるってことは、
心の自由な活動を邪魔立てしているあれやこれやの濁りを取り去って、
いきいきとしたアクティブな心に戻るってことに他なりません。
そうしたらもう泰然自若、
上を向いてようが下を向いてようが、
なにがどうでもかまわないというサバサバーッとした気分で生きられる。
窓ガラスの曇りを拭き取ったら外の景色がすっきり見えるのと同じで、
心の汚れが消えたら未来がよく見通せるんです。
セミナーで配ったレジュメに、
おすすめの日常習慣を書き並べておきました。
それが下記のリストです。
これからひとつひとつ解説していきます。
▼ぐるぐる思考を脱して描画力を鍛える日常習慣のヒント
朝晩の瞑想 →
深呼吸(丹田呼吸)
クンバハカ →
消極的(否定的)な言葉をなるべく使わない →
*テレビをなるべく見ない(特にニュース番組)
*日々の外からの刺激を修行、訓練ととらえるように
感謝(「ありがとうございます」を口にする)
ニコニコ(作為よりも自然とそういう心持ちになるように)
問題は急いで解決しようとしない →
*ふとんは自分でたたむ
*夜、寝る前の暗示
*思念の裁断(「有我執着」の状態から脱却する方法を行う)
思考を止める →
*水をたくさん飲む(1日に1~2リットル)
*褒める+励ます
*心機の転換(意識して我に返る)
*完全咀嚼を心がける(ごはんをよく噛んで食べる)
*常に自分の感じ方を観察し、不要な価値観を手放す
頼まれごとは断らない →
M2テクニック→
*価値判断をしない(特に否定をやめる)
*歩く瞑想(ヴィパッサナー瞑想法をヒントに)
*なにかしようとしない(戦略や目標や計画を立てない)
*半身浴(お風呂で瞑想)
「嫌い」「しんどい」「困った」「悪い」「疲れた」「いやだ」「忙しい」‥‥といった消極的な言葉全般がいちいち意識しなくても口から出ないように →
*自我の動き、思考の動きを離れて眺める
うまくいかないことに感謝 →
*なにもしない/覚醒を保つ
人の喜びを自己人生の楽しみとする気分を保つ →
少食(週末プチ断食とか)
*「いかにして」「どうやって」の思考パターンを見張る
*思いやり、気くばりの訓練
二極思考から脱する →
*なりたい自分、実現したい環境を紙に何度も書く